2024年初投稿となる今回のテーマは
「冬、特に年末年始に起こる頭痛」
について書かせていただこうと思います
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年末に起こる緊張性頭痛
まず年末の時期に起こるのが肩こり首コリが原因で起こる”緊張性頭痛”です。
これの大きな原因となるのはやはり仕事量の増加です。
12月ころから年末に向けて仕事が一気に忙しくなり
- 肩こり首こり
- 眼精疲労
- 睡眠不足
- ストレス
などを原因として緊張性頭痛を引き起こします。
対策としては
- 肩こり首こり ⇒ ヨガやストレッチなどの運動を行う
- 眼精疲労 ⇒ 仕事以外で目の酷使を避ける(スマホを見る時間を減らすなど)
- 睡眠不足 ⇒ 睡眠の役割は脳を休めること。光や音を遮断して早めに寝る
- ストレス ⇒ 気分転換を行う(趣味など)
また胃や肝臓も緊張性頭痛に関連します。
そして年末は忘年会などもあり暴飲暴食になりがち、、、楽しいですよね!
楽しむときはしっかり楽しみ、自宅で食事をとるときなどは胃や肝臓を休めてあげてくださいね。
週末や正月に起こる片頭痛
つづいて片頭痛についてです。
年末で仕事が忙しく週末や正月にほっとした際にそれはやってきます。
痛みの度合いは人によって様々ですがこういった症状に悩む方は多くいらっしゃいます。
休みの日に片頭痛が出現することにはセロトニンというホルモンが関係しています。
普段は体内時計や幸せホルモンとして働くセロトニンですが、仕事量が多かったりストレス過多になると、それだけ多くのセロトニンが分泌されるようになります。
するとどうなるか、休みでほっとしたときにセロトニンの分泌が少なくなり、こめかみあたりにある三叉神経が興奮し痛み物質を出し血管の拡張がスタート。
片頭痛は三叉神経血管説が有力で、三叉神経と拡張した血管が当たることで特徴的な拍動性の痛みを感じるようになるということです。
女性の場合、女性ホルモン(エストロゲン)も大きく関与しておりエストロゲンが減少すると同時にセロトニンも減少するので、月経前には片頭痛が出やすくなります。
週末や正月に起こる片頭痛の場合、原因を取り除くことは不可能に近いため対策を考えましょう。(仕事や家事育児などが原因となるため)
例えば休日に買い物など疲れすぎない予定を入れてみたり、休日の朝からヨガやストレッチをしてみてはいかがでしょうか?
そうすることで脳が刺激されセロトニンが分泌されるので週末片頭痛の予防になります。
超忙しかった週の終わりはゆっくりしすぎず、軽い運動などを行うのがポイントです。
原因と対策について考える
身体のどこかに不調を感じているとき、それには必ず原因があります。
痛みがあるから痛み止め薬、頭痛がするから頭痛薬、胃の調子が悪いから胃薬ではなく、これらの症状がなぜ出てきてるのかを突き止め、今後は症状が出ないような生活習慣を心がけてみてはいかがでしょうか。
また、それがわからない場合や自分だけで改善は難しい場合は放置するのではなく、頼りにしてる先生に相談するのが最善です。
私の院ではその解決方法が指圧や鍼灸を使った東洋医学、運動療法で姿勢を調整するといったものとなります。
もちろん症状が出た原因についてもしっかり突き止めていきますので、いつでも相談してくださいね。
今回は頭痛を例に原因と対策について書かせていただきましたが、もちろん頭痛以外にも同じことがいえます。
今ある身体の悩み、あきらめなければ改善できる可能性は十分にあります。
ぜひ一度、自分の身体と話し合ってみてください。