身体の悩み

辛い痛み、、、冷やすの?温めるの?

こんにちは!

たかおか鍼灸整骨院院長のリョウスケです!

先月から膝関節や肩関節の痛みが辛いという相談が多くありました。

みなさん共通の疑問として

「身体が痛い時は冷やすほうがいいの?それとも温めるほうがいいの?」

ということがありました。

今回は冷やすことのメリット、温めることのメリットについて話していこうと思います。

冷やす効果

冷やすことで一番期待できる効果は「痛みを感じにくくすること」です。

野球のピッチャーの登板が終わった後、肩にごっつい物を巻いているのをみたことありませんか?

あれは投球で損傷した筋肉の痛みを出にくくするためのものです。

他にも冷やした部位の血流が低下するので腫脹を抑制したり、リハビリや運動の前に冷やすことで痛みが抑制された状態で運動をスタートすることができます。

注意点として、運動前に冷やしその後運動する際は(ウォーミングアップなど)ダッシュなど瞬発的な激しい運動ではなく、ストレッチなど軽い運動から始めるようにしてくださいね。

もう一つの注意点として、

痛めてすぐ、痛みや腫れ強く出現しているときはアイシングは効果的なのですが、怪我して3日ほど経過するとそれが落ち着いてきます。

痛みや腫れが落ち着いた後も冷やし続けると、局所の血行不足が持続し損傷した組織の再生を阻害する可能性があります。

筋肉を損傷した後冷やし続けた実験では、筋肉の再生速度が低下したという実験結果も出ています。

難しく書いていますが

「怪我してから3日間は冷やす」

と覚えていただくと良いかなと思います。

温める効果

温めることでわかりやすいのは「循環改善、血流促進」でしょうか。

お風呂に入ると体が温まり赤くなりますよね。

血流が促進され循環が良くなってる証拠です。

これを治療に応用すると「痛めた部位の代謝を良くし損傷部位の修復を高める」効果が期待できます。

怪我して3日ほどの痛みが強く腫れている期間が終わると、その後は温めていくと治癒のスピードが上がります。

他にも

疼痛閾値を上げる(痛みを感じにくくさせる)、筋肉・靭帯・関節包などの組織の柔軟性を高めます。

お風呂上がりにストレッチをすると体が柔らかくなるのはこの効果があるからです。

注意点としては

痛みが強い時には温めないほうがいいということです。

痛みが強くなってしまいます。

慢性痛は温める

肩こりや腰痛、長い期間の関節痛など、痛みが慢性化しているものは温めると良いです。

痛みが慢性化している身体の特徴は

筋肉が凝り固まっている関節周囲の組織が硬くなっている身体の血液循環が悪い脳が痛みを感じやすいようになっている、などの状態になっています。

①〜③は想像しやすいでしょうか。

④に関しては精神的な面が大きく関与します。

痛みが長期化することにより、それに対しての恐怖感、不安感がどんどん増していきます。

例えば、腰痛を長い間患っている人は座っている時間が長い、長時間歩く、などのことをすると腰痛が悪化します。

もちろん肉体的な疲労も関係しますが「これをすると痛くなる」という思考が痛みをより感じやすくさせてしまうのです。

腰痛に限らず慢性痛には共通して言えることなので、

温めて気持ちいいという精神的安心感、温めることで痛みを感じにくくさせるという身体の生理作用

を用いて慢性痛を軽減しましょう。

迷ったら温めよう

結局のところ、迷ったら温めましょう。

基本的に温めて体が悪くなるということはありません。

例外は悪性腫瘍や炎症生の疾患などがありますのでそこは気をつけてください。

料理をする人には想像しやすいと思いますが

肉料理や魚料理をする際、温めると柔らかくなり、冷やすと硬くなりませんか?

人間の体もそれと同じで温めると柔らかく、冷めると硬くなります。

また組織の質を考えると

肉の赤み部分は叩くと柔らかくなりますよね?←これはマッサージです

でも骨付き肉の端の筋の部分や牛すじは叩いてもあまり柔らかくならず煮込むと柔らかくなりますよね?←温熱療法です

これを踏まえてセルフケアを行う際は

肩こりや腰痛などはストレッチや温熱、関節部は特に温めること

を意識して行うとより効果的なセルフケアを行うことができます。

ぜひ実践してみてくださいね。

まとめ

  • 冷やすことは痛みを抑える効果がある。長期間冷やすことは注意
  • 温めることは慢性痛に良い。怪我をした日は温めないように
  • 迷ったら温めよう。
  • 人間の身体は肉料理と同じ。叩いて(マッサージ)煮込む(お風呂など)

最近は夏でもエアコンのつけっぱなしで体が冷えてる方が多いです。

そのせいで慢性痛が悪化してしまいます。

叩いて煮込んで体を柔らかくしてあげてくださいね。