皆さんお久しぶりです。
約3ヶ月ぶりの投稿となりますが、また少しずつ投稿をしていこうと思います。
さて、今回のテーマは「生理」についてとなります。
女性から男性には中々話しづらく、男性から女性には中々聞きづらい話ですよね。
理想論かもしれませんが、男性が生理について理解を深めることでパートナー同士や仕事上の人間関係がより良くなるのではないかと思い、私は生理について勉強を始めました。
僕たちが知っておきたい生理のこと
まず最初に読んだ本が博多大吉さんと高尾美穂先生の
「ばくたちが知っておきたい生理のこと 男も女もふつうに話そう。」
でした。
対談式で書かれており、難しい話もなくとても読みやすかったです。
男の人が生理について「ざっくり知る」にはおすすめの一冊です。
男性は生理について知る機会が非常に少ない
男性の体に生理は起こらないので当然ですよね。
知る機会といえば学校の授業か、家族に女性がいれば生理用の下着が目に入る程度でしょうか。
昔からの風習で「血は汚いもの=生理は汚いもの」と考えられていました
ということもあり、性別が違えば家族でもあまりオープンではないようです。
パートナーができてはじめて耳にする男性も少なくないと思います。
男性側からしても何かのきっかけに生理を知ったとしても「へぇ〜」ぐらいでそれ以上踏み込むことはほとんどないでしょう。
- 生理は毎月くるもの
- なんかわからんけど血が出るもの
- 生理がくると不機嫌になる
- プールの授業を見学する
などが男性側から見た生理についての現状です、、、
私も高校生ぐらいの時はこんなものだったと思います、、、
あるアンケートでは「生理について知らない」と答えた男性が50%以上でした。
女性からすると衝撃ですよね。
しかしこれには絶望だけでなく希望もあります。
別のアンケートで
「生理について知りたい」と答えた男性は約80%、「生理について知って欲しい」と答えた女性も約80%。
男性が生理について知ることで、パートナーとの関係や仕事上の関係が良くなる可能性を秘めています。
女性には年12回不調がある
めちゃくちゃざっくりと説明します。
男性1人と女性1人
同じ家 同じ食事 同じ睡眠時間 同じ仕事 同じ休日
1年間同じ条件で生活したとします。(風邪をひくなどはなしと考えてください)
男性の場合、特に何事もなく1年間を元気に過ごせます。
女性の場合、月に1回のペースで不調が訪れます。
生理があるからです。
生理は身体にとって大切なことで、決して悪いことではありません。
悪いことではないのですが、その度に腹痛や腰痛、気持ちが不安定になったりなどが出現します。
正常な生理周期(前の生理が終わってから次の生理が始まるまでの期間)はだいたい28日前後、この28日間のうち、生理後1週間と生理前1週間は万全な体調とはいえません。
となると女性が元気な日数は、1ヶ月のうち10日〜15日ほどとなります。
このように考えたことはなかったので、初めて知った時は驚きでした。
男も女もふつうに話せる社会に
昔は女性は家に居て家事や育児をするというのが普通でした。
それゆえに男性は生理についてほとんど知識がなく、必要がないと思われていたかもしれません。
でも今は女性が社会に進出しどんどん活躍する時代、女性も働くのが普通の時代となりました。
正直なところ、男性が生理について知識を得たところで男性から女性に「今日生理?」なんて気軽に聞けません。
それは逆も然りでしょう。
でも、少しずつでも「生理で体調不良がある」ということを押し殺して頑張らないといけない社会が変わっていけばいいなと思っております。
男も女もそれが普通に話せる社会になれば良いなと思います。