久しぶりの悩みのツボシリーズです。
今回紹介するツボは「足三里」です。
昔からたくさん歩く時に使われているツボで、松尾芭蕉“奥の細道”の「三里に灸すゆるより」という一文でもそれがうかがえます。
松尾芭蕉はこれからたくさん歩くのです。と小学校の時に先生に教えてもらったのを思い出します。
ツボの部位
膝のお皿の下の外側の窪みから自分の指を4本揃えて置き、小指が当たる部位。
スネの外側で指を横に切るように動かすと、筋肉の筋が確認できます。
特に足が疲れている人、胃が疲れている人は硬くなっているので確認してみてくださいね。
効果・効能
- 足の疲れ
- むくみ
- 胃の疲れ
- 内臓の疲れ全般
昔から「足の疲れには足三里」と言われているほど効果的なツボです。
足が疲れている人はふくらはぎだけでなく、足三里もギュッと押してあげましょう!
また足三里は陽明胃経という経絡に属しており、胃の疲れにも効果的です。
さらに四総穴にも選ばれており
「吐腹は三里に止め」
といわれ、腹部全般の疾患において足三里はとても効果的とされております。
刺激方法
足の外側にあり、手で押すとなると少し押しにくい部位にあります。
押したい方の足三里と逆の手の中指や人差し指を使って握るように押してあげましょう。
自分で刺激する場合はお灸のほうがおすすめです。
足が疲れている場合は両側に置いて、火をつけだらっと寝転ぶだけです。
この時、膝から下の真ん中あたりにも同時にお灸をしてあげるともっと気持ちいですよ。
ぜひ試してみてくださいね!