季節のお悩み

梅雨の時期の不調。低気圧と身体の関係

自己紹介

名前 りょう 〜口下手な整骨院院長〜

年齢 30歳

趣味 旅行✈️(季節ごとに出かけるのが大好き) / ゲーム(小さい頃からゲーム好き🎮)

資格 柔道整復師/鍼師/灸師/あん摩マッサージ指圧師

19歳から専門学校に行きながら地元の整骨院に勤務。

24歳で専門学校を卒業し4つの資格を取得。

その後28歳の9月に整骨院を開業。

現在3年目のまだまだひよっこです🐤

人と接することは好きやけど初対面の人と話すのはとても緊張します。←整骨院に向いてないんじゃないか😱

上手く伝える練習ということも含めブログをスタート💨

身体に役立つ情報を発信しております✨

低気圧と血流

気圧が下がると体には変化が起きます。ここでは「気圧と血流」について解説していこうと思います。

気圧とは簡単に言うと空気が物を押さえつける力のことです。

山を登り気圧が下がると開封してないポテチがパンパンに膨らむ現象は、押さえる力が下がっているからです。

身体にこの現象がおこると血管が拡張します。

するとどうなるか?

上は気圧が正常な状態。したは気圧が低い状態。押す力が弱まって血管が広がります。

今まで勢いよく流れていた血流が、血管が広くなったことにより緩やかな流れに変わってしまいます。

水道のホースを想像してください。勢いが欲しいときは出口をぎゅっと狭くします。あれと同じ原理です。

これにより血流が不足してしまい身体に不調をきたすのです。

元々血圧が低い人は要注意です。

低気圧と酸素濃度

次に気圧と酸素濃度の関係についてです。

一般的に気圧が下がると空気中の酸素濃度が低下すると考えられています。

これも山登りを想像して欲しいのですが、「高山病」をご存知ですか?

先程話したように標高が高くなると気圧が下がります。これと同時に酸素濃度が低下し体内の酸素量も低下します。これにより体調不良を訴えるようになります。

普段の生活ではそこまで酸素濃度が低下するということはありませんが、やはり影響はあります。

命の危機となることはありませんが、酸素濃度が下がると身体は酸素の消費を抑えるため活動を低下させます。

これが身体の重だるさや眠気につながるのです。

元々あまり健康でない人であれば頭痛やめまい、肩こり腰痛なども出現します。

低気圧で体調が悪くなる人の特徴

これに関しては僕の経験をもとに特徴を挙げさせていただきます。

  • 血圧が低い
  • 貧血がある
  • 慢性的に疲労がある
  • 普段あまり運動しない

これらの特徴がある人は体力が低下しており、普段からあまり体調が良くない傾向にあります。

上の写真は一般的にいう元気な人。下の写真は体力が低下している人。緑のバーは体力です。左は通常時、右が気圧が下がった時となります。

元気な人も気圧が下がると身体の中に変化は起こります。ですが元々元気なため元気ラインを下回ることはありません。

体力が低下している人の場合は、気圧が下がり身体に変化が起こると元気ラインを下回ってしまいます。

肩こりや頭痛、重だるさや疲労感が増してしまうのです。

また男性よりも女性の方が低気圧で体調を崩す人が多いのですが、これには筋肉量が関与しております。

当然ですが男性の方が筋肉量は多いです。そして血管も筋肉。女性は男性より筋肉量が少なく、血管が柔らかいです。

気圧の変化を受けやすく血管が膨張しやすいため、低気圧による体調不良も起こりやすいということになります。

雨が降る前に体調を崩しやすい人は

  • よく眠る
  • マッサージを受ける
  • 少し汗をかく運動を行う

などをして普段からの体調管理を大切にしてくださいね。

次回は「梅雨の時期の不調と東洋医学的考え方」についてとなります。