「なんか最近親指の付け根が痛いねん」
と友人家族に相談するとだいたい
「それ腱鞘炎ちゃうん?」
と言われると思います。特に女性の方に多いですよね。
何もしてなかったら痛くないけど、洗い物等家事をしていると
親指の付け根にビッと痛みが走るなんて症状が多いですね。
僕も子供が小さい時になったことがあります。
痛くて手を使うのが嫌になりました。
ではそんな腱鞘炎とはいったいどんなものなのでしょうか。
なるべく簡単に説明しますね
腱鞘炎ってどんなもの?
ズバリ「腱鞘の炎症」です!!
、、、
はい。わかりませんよね。汗汗汗
痛みが出る部位は手の親指の付け根が多く、ここに何があるかというと
親指を動かすための「腱」と、その通り道となる「腱鞘」があります。
親指を動かす時、腱という紐が腱鞘というトンネルの中を通り抜ける動きをします。
この動きを繰り返し疲労が蓄積することにより
「ちょっと使いすぎやでー」と体がサインを出します。
そのサインが「痛み」でこれが「腱鞘炎」です。
腱鞘炎になる人の特徴
ではどんな人が腱鞘炎になるのでしょうか。
ズバリ「手をよく使う人」です!!ゆえに家事をよくする女性に多いのです。
ただ単純に手をよく使うというわけではなく
実はその使い方にとても特徴があります。
この①と②の写真、どちらの方が腱鞘炎になりやすいと思いますか?
実際に手首をこの角度にしてみて親指を動かしてみてください。
いかがでしょうか?おそらく②の状態で親指を動かすと
動きにくかったり、痛みが出る人もいるのではないでしょうか?
腱と腱鞘の関係がスムーズにいかなくなっています。
腱鞘炎が発症する人は、負担がかかる動かし方をしてしまっているのです。
対策
まだ痛みがない人は手の使い方、特に親指に力が入る時に注意して動かすようにしてください。
痛みが出現している人は、手首のサポーターをするなどをして負担を軽減しましょう。
サポーターはぐるっと巻くものよりも、ある程度の締め付け感があり簡単に取り外しできる物がオススメです。
悩みのツボ
また、治療を受けることも大切です。
腱鞘炎が発症しているということは
そこ以外にも腕や首肩などに負担がかかっていることが多いです。
授乳期のお母さんにもよく発症するので心身ともに癒してあげてくださいね。