先日久しぶりに歯医者に行きました。
診てもらったところ悲しいことに虫歯が見つかりました。甘いものもあまり食べず歯磨きはしかりしていたつもりだったのですがショックです。
そんなこともあったので、今回のテーマは“虫歯”です。
虫歯の特徴
まずはじめに虫歯の特徴を紹介します。
食べ物を噛んだり、歯磨きをする際に虫歯の部分に当たるとキーンと痛みが走ります。あれは虫歯になると歯に穴が開き、歯の奥にある神経に刺激がいってしまうからです。
冷たい飲み物やアイスクリームを食べた際にキーンとなるのも同様の原因です。
歯が生え始めた頃から中学生くらいまでが口の中の虫歯菌が一番多い時期となります。
これはこの時期はお菓子屋ジュースを多く摂るからだと考えております。たくさんあげ過ぎないように気を付けてください。
また、同じ箸を使うと親から子供に虫歯菌が感染すると言われていますがこれは意見が分かれているようです。ですので、念のため気をつけるに越したことはないですね。
虫歯の原因
歯の痛みは昔からあらゆる人の悩みとなっていたようです。歯の虫が原因ともされていたそうです。
では、そんな虫歯の原因とはなんなのでしょうか?
①口の中には虫歯菌が住み着いている
一つ目は虫歯菌(ミュータンス菌)です。
この虫歯菌が人や動物が接種した糖質をエサにして酸を発生させ菌を溶かし虫歯が完成します。
歯に付着している「歯垢」は虫歯菌の塊です。先程説明したように糖質を元に形成されています。甘いものを食べすぎると虫歯ができるというのはこのことです。
②甘いものが好きで間食が多い
甘いものは虫歯の原因というのは①でお伝えしました。糖分が餌になるからです。虫歯菌が酸を発生させることもお伝えしました。
甘いものが好きということは、間食・夜食をする機会が多くなりがちです。
歯は微小なキズ程度なら唾液や歯磨き粉に含まれるフッ素の力を借りて修復することができます。ですが、間食・夜食をする頻度が高いと虫歯菌から酸を産生する頻度が高くなります。そうなると歯は溶かされ続け修復が不可能になり、虫歯が完成してしまいます。
唾液が少ない
唾液には、交感神経が作用してでるネバネバ唾液と副交感神経が作用して出るサラサラ唾液の2つがあります。
このうち、サラサラ唾液が少ないと虫歯になりやすくなってしまいます。
唾液にが殺菌作用があり、栗の中に入ってきた細菌を倒してくれたり流してくれたりします。おかげで食中毒にはなりにくいのですね。
唾液にはミネラルも含まれており、歯の修復にも活躍してくれます。
この唾液が、ストレスや糖尿病、シェーグレン症候群などが原因で減少してしまうと虫歯のリスクが高くなります。
シェーグレン症候群とは、免疫のバランスが崩れることによって涙や唾液を産生する涙腺・唾液腺などの臓器を攻撃し、眼乾燥(ドライアイ)や口腔乾燥(ドライマウス)を主にきたす病気のことです。
https://medicalnote.jp/diseases/%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%82%B0%E3%83%AC%E3%83%B3%E7%97%87%E5%80%99%E7%BE%A4?utm_campaign=%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%82%B0%E3%83%AC%E3%83%B3%E7%97%87%E5%80%99%E7%BE%A4_%E6%A6%82%E8%A6%81&utm_medium=ydd&utm_source=yahoo#%E6%A6%82%E8%A6%81
虫歯の予防
とても簡単ですが、間食・夜食の頻度を下げて、歯磨きをしっかりして、定期的に歯医者で検診を受けることが一番の予防になります。
唾液の分泌に関しては、ストレスなどが原因となりますので、マッサージなどで身体をリラックスすることもおすすめです。
また、耳下腺マッサージで耳の下のおたふく風邪の時に腫れる部分を自分で優しくマッサージするとサラサラ唾液が出やすくなるのでセルフマッサージしてあげてください。
歯は健康寿命を伸ばすのにとても大切です。適切な予防対策・ケアを心がけてください。